【調査結果】

Microsoftの「C#」利用者が急増、半年で7%から12%に増加

■URL
http://www.evansdata.com/

 調査会社の米Evans Dataは6日、Microsoftのプログラミング言語「C#」を利用する開発者の割合が、過去半年で7%から12%に増加したとの調査報告を発表した。同調査は、米国とカナダの開発者800人を対象に実施したもの。来年中にはC#言語利用者が24%にまで増加すると予測している。

 MicrosoftはWebサービス戦略「.NET」の中核ツールとして、開発者にC#言語を強力に推進している。C#言語は「C++」や「Java」と類似したプログラミング言語で、「.NET」プラットフォームに対応するコンポーネントを作成するために開発された言語だ。

 この調査結果について、Evans Dataのアナリストを務めるJay Dixit氏は「過去半年の伸びは、Microsoftが2月に『Visual Studio .NET』を出荷開始したことが影響を及ぼしている。これにより、多くの開発者がこのツールやC#言語を評価したりアップグレードした」と分析。さらに「今後の開発者の増加予測は楽観的なもの。.NET戦略によるものか、あるいは最新の言語ということで、開発者はとりあえず新しい言語を試してみたいと考えているようだ」と指摘している。

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(2002/5/7)

[Reported by hiro@nakajima-gumi.net]

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