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富士通、ソフトのストリーミング利用を可能にする「AppFly」を開始

■URL
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/05/8.html

AppFlyのモデル図
 富士通株式会社は、PC用アプリケーションをストリーミングで配信するASP「Applications on the Fly」(通称「AppFly」=アップフライ)を、6月10日より開始すると発表した。

 「AppFly」はアプリケーションホルダー企業やISP向けに展開する事業で、米Exent Technologies社の技術を導入している。アプリケーションをブロック単位にエンコードして配信、ユーザー側のプラグインソフトで復元・起動して利用するサービスで、起動に最低限必要なブロックから配信し、ユーザーがアプリケーションを起動している間もブロックのダウンロードを続けることができる。
 PCインストール用のアプリケーションをそのままストリーミング配信に利用できるため、ホルダー側は開発コストをかけずに配信が可能となる。また不正コピーの防止やサポート業務の効率化が図れるほか、ユーザー側の利用期間設定もできるため、アプリケーションのレンタル販売や期間限定無料試用といったサービスにも対応できる。

 「AppFly」ではコンテンツのエンコード・配信・管理から、必要に応じて配信用サイト構築・運用などの機能を提供し、価格は初期費用が75万円~、月額利用料は7万円~となる(1アプリケーション、100ユーザーの場合)。富士通ではまず教育関連やコンシューマー向けゲームなどのアプリケーションホルダーとのトライアルを実施し、追ってビジネス向けアプリを展開する予定で、開始後2年で約100社の利用を目標としている。

(2002/5/8)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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