■URL
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2002/05/8.html
AppFlyのモデル図
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「AppFly」はアプリケーションホルダー企業やISP向けに展開する事業で、米Exent Technologies社の技術を導入している。アプリケーションをブロック単位にエンコードして配信、ユーザー側のプラグインソフトで復元・起動して利用するサービスで、起動に最低限必要なブロックから配信し、ユーザーがアプリケーションを起動している間もブロックのダウンロードを続けることができる。
PCインストール用のアプリケーションをそのままストリーミング配信に利用できるため、ホルダー側は開発コストをかけずに配信が可能となる。また不正コピーの防止やサポート業務の効率化が図れるほか、ユーザー側の利用期間設定もできるため、アプリケーションのレンタル販売や期間限定無料試用といったサービスにも対応できる。
「AppFly」ではコンテンツのエンコード・配信・管理から、必要に応じて配信用サイト構築・運用などの機能を提供し、価格は初期費用が75万円~、月額利用料は7万円~となる(1アプリケーション、100ユーザーの場合)。富士通ではまず教育関連やコンシューマー向けゲームなどのアプリケーションホルダーとのトライアルを実施し、追ってビジネス向けアプリを展開する予定で、開始後2年で約100社の利用を目標としている。
(2002/5/8)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]