|
■URL
http://jprs.co.jp/press/020603.html
http://www.nic.ad.jp/ja/topics/2002/20020603-01.html
日本レジストリサービス（JPRS）は3日、地方自治体専用の新ドメイン空間「LG.JP」の検討を本格的に開始すると発表した。電子自治体サービスの窓口サイトでの利用を想定している。
LG.JPは、総合行政ネットワーク運営協議会や財団法人地方自治情報センターから日本ネットワークインフォメーションセンター（JPNIC）に対して新設の要望が出されていたもの。JPドメインのレジストリ業務の移管にともない、JPRSで引き続き検討していくことになった。
現在、地方自治体のウェブサイトでは地域型JPドメインを利用する例が多く見られる。ただし、地域型JPドメインは一般にも開放されているため、電子自治体サービスを安心して利用できるよう、地方自治体専用の信頼できるドメイン空間が必要との意見が寄せられていたという。
JPRSでは今後、登録や運営の規則について両団体とともに検討を進めていく。政府のe-Japan戦略では2003年の電子政府実現が盛り込まれており、JPRSではこれに間に合うよう早急に結論を出す方針だ。新設するのが適当との結論が出た場合は、年内の導入を目指すとしている。
(2002/6/3)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]