■URL
http://www.microsoft.com/presspass/press/2002/Jul02/07-01VisualJNETLaunchPR.asp
米Microsoftは1日、Java言語を用いて「.NET Framework」上で稼働するWebサービスやアプリケーションを開発するためのツール「Visual J# .NET」を正式リリースした。Windows NT/2000/XP対応で、現在、同社サイトにてダウンロード提供を開始している。
これは統合開発ツール「Visual Studio .NET」用のプログラミング言語ツールで、既にリリースされている「Visual C++ .NET」「Visual C# .NET」「Visual Basic .NET」に加え、「Visual J# .NET」のリリースにより、全てのプログラミング言語ツールが揃ったことになる。
Visual J# .NETは、Java開発者にWebサービスへの移行を促すもの。Microsoftの「Visual J++ 6.0」や他のJava開発ツールのユーザーが、既存のスキルやコードを利用して、「.NET Platform」へ移行できるとしている。Visual J# .NETには、Visual J++ 6.0からのアップグレードツールが付属し、Visual J++ 6.0で作成した既存のプロジェクトやソリューションを、Visual Studio .NETのフォーマットに自動的にアップグレードしたり、変換できる。
なお、Visual J# .NETはMicrosoftが独自に開発したツールで、Javaの開発元である米Sun Microsystemsの支持や承認を得ておらず、SunのJavaとの互換性は保証していない。
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(2002/7/2)
[Reported by 江藤浩幸]