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AltaVistaが新しい検索支援技術「AltaVista Prisma」を発表

■URL
http://www.altavista.com/prisma/

 米AltaVistaは2日、新しい検索支援技術「AltaVista Prisma」を発表した。これは検索キーワードに関連する言葉や概念、名前などを示唆してくれるもので、今のところ英語の検索に限り利用できる。

 AltaVistaで検索を行なうと通常の検索結果が表示されるほかに、検索窓のすぐ下の部分にAltaVista Prismaが検出した検索語句ともっとも強く関連した言葉、フレーズ、名前、概念が表示される。現在のところ12個までの言葉が表示されるようになっている。この言葉をクリックすると検索をさらに絞り込んでいくことができ、目的のページに早くたどり着くことができるとAltaVistaでは説明している。

 例えば最初の検索キーワードとして「Beatles」と入力すると、AltaVista Prismaでは「Paul McCartney」「Rock」など、Beatlesに関連する言葉を返す。これは検索語句にはなかった言葉なので、BeatlesのメンバーにPaul McCartneyがいたことを知らない人でもそのことを新たに発見できることになる。ここで「>>」をクリックすることで「Paul McCartney」だけの検索を新たに行なうことも可能だ。

 このようにサーチエンジンが関連する語句や概念を表示する試みはTeomaがすでに行なっている。Teomaでは「Refine」と名付けた技術により検索結果の右側に関連する語句を表示するだけでなく、もっとも権威のある関連サイトをリストアップして検索を支援する。またGoogleも関連する概念を順番にたどっていける技術をGoogleLabsで公開実験中である。

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(2002/7/3)

[Reported by taiga@scientist.com]

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