■URL
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0207news-j/0704-2.html
接続中の“ユビキタス・デジカメ”。背後のノートPCには渋谷駅前を同カメラで撮影した画像を表示している
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これはデジタルカメラを無線LAN(IEEE802.11b)に接続することで、撮影した静止画・動画をサーバーに転送、ストレージ代わりに利用できるものとなる。コンパクトフラッシュ対応のデジタルカメラを無線LANカードに対応させることで、撮影した画像を大量に保存したり、その場でプリントサービスへ発注、また知人などへ個人放送局的に配信するといった利用が可能という。またRFC2002に準拠したMobileIP技術を利用することで、無線LAN基地局のサービスエリアをまたがって移動している場合でも、途切れずに接続しながら利用できる点が特徴だ。
N+Iでは無線LAN接続サービスを提供するルート株式会社のブースに参考出品として展示。三洋のデジタルカメラ「DSC-SX560」をベースとした本体に、メルコの無線LANカードを差したもので、会場で撮影した画像と、東京・渋谷駅付近で撮影した画像を並べてリアルタイムに表示するデモを行なっていた。なお製品化については現在のところ未定としている。
(2002/7/4)
[Reported by aoki-m@impress.co.jp]