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米Microsoftが「.NET」アプリケーション開発支援のサイトとツールを提供

■URL
http://msdn.microsoft.com/architecture/
http://www.microsoft.com/presspass/Press/2002/Jul02/07-10ArchitectureCenterPR.asp

 米Microsoftは10日、「.NET」対応アプリケーションの開発を支援するためのサイト「Microsoft .NET Architecture Center」の開設と、ソフトウェア開発キット「Visual Studio .NET Integration SDK」の提供開始を発表した。これらにより、企業における.NETアプリケーションの普及促進を図る。

 .NET Architecture Centerは、企業アプリケーションを構築するのに役立つ参照アーキテクチャやアプリケーション部品などのリソースを提供するサイトで、利用は無料。これらのリソースを利用することで、企業がアプリケーション開発の期間短縮やコスト削減、信頼性や管理性の向上を図れるという。

 一方、Visual Studio .NET Integration SDKは、統合開発環境(IDE)「Visual Studio .NET」を試用している企業顧客が、企業独自のツールや文書、オンラインコミュニティなどをVisual Studio .NETのIDEに組み込むためのツール。これにより、開発チームを一体化し、全てのライフサイクルで共通のユーザーインタフェイスを提供できるという。

 Microsoftは同ツールを、Select LicensingまたはEnterprise Licensing Agreementを結んでいる顧客に対し、Summit Softwareを通じて無料提供している。

(2002/7/11)

[Reported by 江藤浩幸]

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