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京都の上空をネットで遊覧飛行
3Dマップによる観光案内システムが公開

■URL
http://mmptwww03.kyoto-archives.gr.jp/skyview/

フラッグをクリックすると、観光スポットの概要や交通手段、連絡先などが掲載されたウェブページが表示される

 京都市は11日、京都デジタルアーカイブ研究センターと共同で開発した観光案内システム「スカイビュー京都」を公開した。航空写真画像をもとに制作された同市の3Dマップ上で“遊覧飛行”が楽しめる。インターネット上での3D観光マップは、自治体としては全国で初めてだという。

 マップには、京都市とその周辺の東西約50km/南北約50kmを収録。山の起伏が再現されているほか、このエリアに点在する金閣寺、渡月橋、京都タワーなど32カ所の建造物については、3Dオブジェクトとして立体的に表示される。

 利用者は、米Skyline Software System社のビューワーソフト「TerraExplorer」を使って、マップ上の任意の地点の任意の高度(10m~3,000m)から京都の街並みを眺められる。もしくは、リストから行きたいスポットを選択することで、その地点まで飛んで移動することも可能だ。また、飛行機に乗った感覚で主な観光スポットを自動的に巡ることができる、13種類の観光コースも用意されている。

(2002/7/12)

[Reported by nagasawa@impress.co.jp]

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