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■URL
http://www.computerwave.co.jp/
パソコン用ソフトの流通・販売を手がけるコンピュータウェーブは、電子書籍のネット流通事業を本格化する。同社が運営するESD（Electric Software Distribution）プラットフォーム「CWダウンロードサービス」で、出版各社の電子書籍を販売する。
コンピュータウェーブでは現在、CWダウンロードサービスで「ぱそQ」「Sofmap.com」「@nifty」などのリセラー11社と提携しており、これらのウェブサイトを通じて主にパソコン用アプリケーションソフトのダウンロード販売を行なっている。今後、出版社からの利用申込みも受け付け、パソコン用ソフトと同様に電子書籍のダウンロード販売も展開する考えだ。コンピュータウェーブでは、電子書籍データをESDサーバーに預かるほか、紹介用ページの作成やリセラーサイトへの登録を行なう。また、必要に応じて出版物の電子化を支援するサービスも用意する。利用料金は、登録料が1タイトルあたり2万円、2年目以降の保管料が2,000円となっている。
従来の電子書籍の流通・販売プラットフォームは、その企業が直接ユーザーにサービスを提供していたため、なかなか利用が増加しない状況だったという。これに対してCWダウンロードサービスでは、すでに顧客を抱えている複数のECサイトを通じて販売するというBtoBtoCモデルが特徴。今後もISPやECサイト大手、メーカー、著者のウェブサイトなどにもリセラーを増やし、電子書籍の誌上規模の拡大を目指す。
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(2002/7/15)
[Reported by nagasawa@impress.co.jp]