米Yahooは15日、リッチメディア広告企業4社と提携し、Yahoo!を通して4社の製品をマーケターに提供していくことを発表した。
今回提携したのはEyeblaster、EyeWonder、Point.Roll、Unicastの4社。EyeblasterはFlashアニメーションを使ったポップアップ広告技術を開発、EyeWonderはストリーミング動画CMをWebページの中で放送できる技術を開発、Point.Rollはマウスカーソルが触れると拡大表示されるバナー広告を開発、UnicastはTVCMに近い形の動画広告を開発している企業だ。
Yahoo!では、同社の「Yahoo!Rich Media」を通して企業のマーケティング担当者向けにリッチメディアを使ったオンラインキャンペーンを行なうために必要なストリーミングオーディオ、ビデオ、広告手法を提供してきたが、新たに4社と提携することによってより高度なリッチメディア広告を提供できるようになる。またYahooは今後も新たな独自のリッチメディア広告技術開発を行なうことも明らかにしている。
景気が後退するにつれて、インターネット広告の効果性が問われるようになっているが、その中でリッチメディア広告がユーザーを引きつけることに多くの企業が注目しており、Yahoo!だけなく多くのインターネットメディア企業がリッチメディア広告を採用するようになっている。
(2002/7/16)
[Reported by taiga@scientist.com]