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http://www.bergermontague.com/
http://www.aoltimewarner.com/
米法律事務所のBerger & Montagueは19日、米メディア大手のAOL Time Warnerと一部の経営幹部に対し、2000年10月18日から2002年7月17日までに同社株式を購入した株主を代表する集団訴訟を、米ニューヨーク南部地区連邦地裁に起こしたことを明らかにした。
原告側は、AOLが米証券取引法に違反し、2000年第3四半期以降、広告収入について著しく偽った報告を行なったと訴えている。さらに、一部の内部者がAOLの収入を懸念する著しく不利な非公開情報を入手し、AOLの株式数万株を売却して巨額な利益を得たと訴えている。
Berger & Montagueは、AOLが先週、投資家のAOL離れを食い止めるために、異例の会計処理により2億7,000万ドルの広告収入の売上増を図ったと報じられたことから、株主集団訴訟を起こしたと説明している。
(2002/7/22)
[Reported by 江藤浩幸]