【業界動向】

インターネットナンバーとJWordが相互乗り入れ、数字と日本語の双方に対応

■URL
http://www.internetnumber.co.jp/ (インターネットナンバー)
http://www.jword.jp/ (アクセスポート)
http://www.forvaltel.co.jp/ (フォーバルテレコム)

 インターネットナンバー株式会社、株式会社アクセスポートの2社が提携し、Webアクセス支援サービス「インターネットナンバー」および「JWord」(日本語キーワード)の相互乗り入れを8月8日から開始すると発表した。

 インターネットナンバーは1997年から運営中のサービスで、専用のプラグインソフト「hatch inn」をインストールし、WebブラウザーのアドレスバーにURLの代わりに数字を入力することでWebサイトにアクセスできるサービスだ。インターネット関連雑誌などでよく採用されていたため、現在は登録ナンバーが850万件を超え、年間1億回以上利用されているという。一方、「JWord」は今年5月に開始したサービスで、こちらも専用プラグインソフトをインストールし、Webブラウザーから商品名や企業名を日本語で入力することで、WebサイトやWeb検索結果にアクセスできるサービスだ。プラグインのインストール数はすでに50万件を突破し、8月までに100万件を達成できる見通しという。

 今回の提携では、8月8日以降、双方のプラグインソフトでインターネットナンバー、および日本語キーワードの入力が可能となる。また「インターネットナンバー」ではWebサイト上に設置する専用入力ボックス「hatch box」も提供しているが、こちらも自動的にアップグレードされ、日本語キーワードに対応できるようになるという。両社は、日本語、数字のどちらにも対応することで、ユーザーのアクセス利便性が大幅に向上するほか、いずれかのサービスに登録した企業は両方のユーザーからアクセスを受けるようになるため、登録効果が大幅に高められるとしている。キーワード販売は双方の代理店を通じて行なっていくほか、両社はリアルネームズ社のインターネットキーワードの国内総代理店だったフォーバルテレコムと提携し、フォーバル社の持つノウハウを活かしたキーワード販売も行なっていく予定だ。

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(2002/7/23)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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