Cafestaのチャットサービス。ロケーションの設定もできる。 |
東京通信ネットワーク株式会社(TTNet)は24日、コミュニケーションポータルサイト「Cafesta(カフェスタ)」を開設した。Cafestaでは、3Dキャラクターを用いたコミュニケーションサービスや、各種コンテンツが提供される。
Cafestaでは、コミュニケーションサービスとして、最大6人のユーザーとチャットができる「アバターチャット」、メッセンジャーサービス「Cafestaメッセンジャー」、メールサービス「Cafestaメール」(Cafestaメールのみ8月6日より)などが提供される。これらのサービスでは、3Dキャラクター「アバター」(分身)を介してコミュニケーションする形となり、「カフェスタモール」にて服装や髪型を決められる。メッセンジャーは、登録しているユーザーのオンライン/オフライン状態の確認や、文字、音声、ビデオでのチャットが可能だ。Cafestaメールは、xxxxx@cafesta.com形式のアドレスが取得できるWebメールサービスで、グリーティングカードなどを送れる。
さらにコミュニケーションを拡げるサービスとして、ユーザーグループを組んで掲示板やスケジューラー、フォトアルバムなどを共同で利用できる「サークル」、同じ趣味を持つユーザーなどを探す「フレンドサーチ」も用意されている。
ほかには、コンテンツサービスとして、住宅情報やオンライン写真館、英会話教室(一部有料)を配信するほか、オンラインショッピングサイトなどがある。
CafestaはISPを問わず利用できるが、ユーザー登録が必要。基本料金は無料で、有料コンテンツの購入はクレジットカードによる決済となる。利用には、Internet Explorer5.5 SP2以上とFlash Player5以上が必要だ。また、「Cafestaメッセンジャー」は、同サイトで配布されているWindows版のみとなるが、Webブラウザーからも利用できるように準備を進めているとのこと。
TTNetでは、「ADSLやCATV、FTTHによる接続サービスが浸透している中、“ブロードバンド環境”に着目したサービスとしてストリーミングがあるが、これからは“常時接続環境”が発展分野と考えている。コミュニケーションサービスのニーズが高まる事を期待してCafestaを開設した」としている。
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(2002/7/24)
[Reported by adachi@impress.co.jp]