■URL
http://www.covalent.net/company/pressrelease.php?press_id=47
米Covalent Technologiesは24日、Webサーバー「Apache 2.0」の製品版「Covalent Enterprise Ready Server」(ERS)において、米Microsoftの「ASP.NET」との互換性を確保したと発表した。なお、発表はO'Reilly主催の会議「Open Source Convention」において行なわれた。
これにより、顧客はERSを用いることで、世界で最も普及しているWebサーバーのApacheを、Microsoftの.NET技術と共に利用できるようになる。ERSでは、Windows 2000上で稼働するApache 2.0の性能に加え、.NETとの互換性により、Webサービスの開発、配信に最適なソリューションを提供するとしている。
Covalentは、MicrosoftのWebサービス開発プラットフォームとApacheを利用したいという企業顧客の要求に応じて、ASP.NETへの対応を図ったと説明。CovalentのApache製品とASP.NET、Windows 2000の組み合わせにより、強力な企業向けソリューションを提供するとしている。
CovalentのJohn Jack社長兼CEOは「当社は、優れたWebサーバーを提供することに注力しており、当社顧客にWebサービス開発プラットフォームを選択肢として提供したいと考えている。明らかに、Microsoftはこの技術におけるリーダー企業であり、ASP.NETやWindows 2000をサポートするためにMicrosoftと協力していきたい」とコメントしている。
(2002/7/25)
[Reported by 江藤浩幸]