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http://www.tokon.tv/
アントニオ猪木氏がプロデュースするブロードバンド向け情報配信ポータル「闘魂.TV」が9月1日から有料配信を開始する。これは、ゲームや携帯電話コンテンツ、マンガなどを含めて世界に向けて“猪木イズム”を配信する「闘魂プロジェクト」の一環だ。配信ISPは、WAKWAK、gooブロードバンド、BROBAで、月額利用料金は2,000円。ADSL1.5Mbps以上の環境を推奨している。
闘魂.TVでは、猪木氏へのインタビュー番組「元気になあれ」、猪木氏がインタビュアーになりさまざまな分野の著名人と対談する「猪木さんに逢いたい」、猪木氏のトレーニング方法を紹介する「ストロングスタイル伝承 開門猪木道場」などの映像コンテンツや、猪木氏の“詩的”なキーワードを紹介する「今週の一家言」、東京スポーツ新聞風のエンターテイメント番組「闘強スポーツ(闘スポ)」などのテキストコンテンツを毎週更新する。9月1日からの有料サービス開始に向けて猪木氏が深夜ラジオ風DJに挑戦する「闘魂レディー“O”」を追加し、アシスタント女性を公募する予定だ。
29日に開催された記者発表会に出席した猪木氏は、恒例の「元気ですかーっ!」の後に「今日は何の発表会だっけ?」と軽い冗談から入り、「(私は)発想が早すぎると言われる。ブロードバンドで何か面白いことができないかと思いついたのは10年くらい前だった。当時の技術では、見るに見かねるものしか配信できなかったが、今では非常にいい映像を配信できる。私の野望は、放送局を自分で持つことだ。湾岸(イラク)やパキスタン、北朝鮮などを訪問した。そういう活動で得た情報をブロードバンドで配信したい」と語った。最後に同氏は、「格闘技には言葉がいらない。だから、世界中で楽しんでもらいたい」と締めた。
NTT-ME常務取締役の和佐野哲男氏は、「今回集まったNTT-ME(WAKWAK)、NTT-X(goo)、およびNTT-BB(BROBA)の3社はNTTグループの中でもブロードバンドビジネスの先端を行く会社。無料期間の1ヶ月の実績として1日に1万人程度の利用があり、有料サービスでも5,000加入は行けると思った」と語った。現在、@niftyやBIGLOBEなど有力ISPからも2次配信の引き合いがあるという。
記者会見の様子は動画+チャットでも配信された | J・ローラー(元チャイナ)とのツーショット動画 | 東スポならぬ「闘スポ」 |
(2002/8/29)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]