【セキュリティー】

MozillaなどのブラウザーにWebアクセス記録漏洩のバグ

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http://online.securityfocus.com/archive/1/291378

 Webブラウザーの「Mozilla」や、Mozillaベースの「Netscape 7」などに、ユーザーが最後にアクセスしたWebページのURLが漏洩するバグが発見された。この問題の影響を受けるのは、Mozillaのバージョン1.0/1.0.1/1.1、およびMozillaベースのNetscape 7やGaleonなど。

 Sven Neuhaus氏が11日、Bugtraqメーリングリストに投稿した報告によると、他ページからリンクをたどってアクセスしたページに加え、手動で入力したり、ブックマークからページを選択した場合にも、URLが漏洩するという。

 Neuhaus氏によると、この問題は、「onunload」と呼ばれるコンポーネントからのHTTPリクエストが間違って参照されるために起こる。JavaScriptを使用不能にすることで、この問題を回避できる。

(2002/9/17)

[Reported by 江藤 浩幸]

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