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http://www.trendmicro.co.jp/company/news/2002/news020919.asp
トレンドマイクロ株式会社は19日、企業向けWebセキュリティ対策製品群「Web Access Security」に、HTTPゲートウェイでのウィルス対策を提供する「InterScan WebProtect 1.0 for ICAP(ISWP ICAP)」と、Webコンテンツフィルタリング製品「InterScan WebManager 2.1(ISWM)」の2製品を追加すると発表した。ISWP ICAPの発売日は10月7日でライセンス単価は3,900円、対応OSはSolaris8。一方、ISWMの発売日は10月11日で23万8,000円(30クライアント~)、対応OSはWindows 2000 Server、Solaris 2.6/7/8、Redhat Linux6.2J/7.1/7.2/7.3、TurboLinux 7 Server。
ISWP ICAPは、ユーザーのWeb閲覧やWebブラウザーを通じたFTP利用時にウィルス検索、削除を行なう製品。キャッシュサーバーの業界標準プロトコル「ICAP 1.0」に対応しているため、従来製品の2.75倍のパフォーマンス向上を実現した。トレンドマイクロによると、猛威を奮った「NIMDA」の感染経路の52%はWeb閲覧によるもので、またWebメールを利用してウィルスを直接送り込む方法によってメールサーバー上でのウィルス検出に反応しない事例も報告されているという。
一方、ISWPは拡張子やファイル名、ディレクトリなどをURL規制リストに登録可能なフィルタリング製品だ。さらに、セキュリティホール対策がなされていないWebブラウザーを利用したWeb閲覧を規制する機能も備えている。
(2002/9/19)
[Reported by okada-d@impress.co.jp]