【ソフト】

東芝、乗換え検索ソフト「ekitanExpress Online」を提供開始
常時接続で「駅探」の乗換え案内をスピーディに活用

■URL
http://express.ekitan.com/express/
http://ekitan.com/ (駅前探険倶楽部)

「ekitanExpress」の画面。定期利用部分は“定期区間”として表示されている
 株式会社東芝 iバリュー クリエーションは、電車・飛行機などの乗換え検索ソフト「ekitanExpress Online」の提供を開始した。サイトからダウンロードして試用が可能だ。

 「ekitanExpress Online」は同社のサイト「駅前探険倶楽部」から、特に人気の高い「乗換え案内」部分に特化したソフトで、日本全国の500路線、9,000駅の路線とダイヤから経路検索ができる。ブロードバンド環境普及の状況を踏まえ、路線・ダイヤのデータベースはサーバーに置き、検索時のみにサーバーとの通信が発生する形で、このためWeb版「駅前探険倶楽部」より結果表示は速いという。またリアルタイムの運行状況を確認できたり、ダイヤ改編時でもユーザーがデータベースをアップデートする必要がなく、常に最新のデータを利用できるといったメリットがある。

 ソフトでは、「乗換え案内」、「終電」、「時刻表」の各機能を、タブを切り替えて利用する。最も利用頻度が高い「乗換え案内」では、通常の検索に加え、電車を1本早める/遅らせるとどうなるかを調べる“1つ前/1つ後検索”が、ワンクリックで行なえる。ソフトが入力した駅の履歴を記憶するため、駅名入力の手間が省けるほか、検索結果を「履歴に記録」することで、「履歴・精算」ボタンから過去の検索結果を呼び出し、印刷・出力して交通費精算などに利用できる点が便利だ。加えて、通勤定期の区間を登録し、定期利用区間を料金に反映させての結果表示もできる。
 「終電」では乗換え案内を含めた終電時刻検索が可能で、「時刻表」では各駅の方面別の時刻表を検索できる。また「運行情報」のボタンから、JR東日本の電車運行情報を表示できるほか、タスクバーに常駐させて、ダイヤの乱れが起こった場合に赤信号で知らせる機能もある。

「ekitanExpress Online」の対応OSはWindows 98/Me/2000/XPで、利用にはインターネット接続環境が必要。利用にはライセンスキーの購入(年間1,800円・税抜)が必要だが、インストールから30日間は無料で全機能が利用可能だ。

(2002/9/26)

[Reported by aoki-m@impress.co.jp]

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