【製品情報/ソフトウェア】


モバイル機能とセキュリティ機能を同時に実現

東芝が仮想LAN構築のためのソフト「ネットワーク クリプトゲート」を発売

■URL
http://www.toshiba.co.jp/about/press/1997_02/pr_j0301.htm

 株式会社東芝は、2月3日、Virtual Private Network(VPN)構築をサポートするソフト「ネットワーク クリプトゲート」(NCG)の営業活動を開始した。

 NCGは、モバイル機能とセキュリティ機能を同時に実現するもの。モバイル機能は、IETF標準Mobile-IP(RFC2002~2004)で定められたモバイル環境支援機能を採用しており、外出先から携帯端末を使用してイントラネットに接続する場合でも社内と同じIPアドレスを使用できる。
 また、IP-SEC(RFC1825~1829)で定められるセキュリティ支援機能を採用。IPパケットを全体を暗号化し、元のパケットを別のパケットで包み直して改ざんを防止し、セキュリティを確保するとのこと。

 NCGは、インターネット上にVPNを構築してデータの暗号化を行なう「NCGサーバ」(Solaris版/Windows NT 4.0版)、サービスを受けるパソコンにインストールする「NCGクライアント」(Windows NT 3.51版/Windows 95版)、NCGの機能を管理する「NCGマネージャ」(Solaris版)からなる。
 価格および出荷時期は以下の通り。

NCGサーバ(Solaris版) 10ユーザー用 65万円 6月1日出荷
50ユーザー用 200万円
NCGサーバ(Windows NT 4.0版) 10ユーザー用 48万8千円 10月初旬出荷
50ユーザー用 150万円
NCGクライアント(Windows NT 3.51版) 10ユーザー用 14万円 6月1日出荷
50ユーザー用 43万円
NCGクライアント(Windows 95版) 10ユーザー用 14万円 10月初旬出荷
50ユーザー用 43万円
NCGマネージャ(Solaris版) 25万円 6月1日出荷

◎問い合わせ先
株式会社東芝
コンピュータ・通信ネットワーク事業統括部
TEL 03-3457-2563
E-mail ncg-info@comp.jsh.toshiba.co.jp

('97/2/7)

[Reported by takasaki@impress.co.jp]


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