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米国連邦通信委員会がプロバイダーと電話料金改定について一般から意見を募集

■URL
http://www.fcc.gov/Bureaus/Common_Carrier/Factsheets/ispfact.html
http://www.fcc.gov/isp.html

 

 米国連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)が、電話料金の改定について一般ユーザーから意見を募集している。

 83年に施行された米国の電話料金システムでは、インターネット接続サービスプロバイダーは、「キャリア」ではなく「エンドユーザー」という位置づけになっている。そのため、プロバイダーは長距離電話会社が地域電話会社に支払うような従量制の回線使用料を払っておらず、地域電話会社に定額の通話料のみを支払っている。

 これについて、FCCでは96年12月24日にプロバイダーが地域電話会社に対して新たに料金を支払うようにするという料金改定案を公開し、現在電子メールや郵便などで一般からの意見を募集している。電話料金そのものについては2月14日で募集が締め切られているが、さらに電話網を基盤にした高速なデータ通信網を作る方策についても意見を求めている。こちらの締め切りは、3月24日。集まった意見は、以後の委員会に反映されるとのことだ。

 

('97/2/19)

[Reported by takasaki@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当 internet-watch-info@impress.co.jp