【業界動向】
プログレッシブ・ネットワークス株式会社は、国内3社のコンテンツ・プロバイダーが「RealVideo」をサポートすることを決定したと発表した。また、日本語ホームページの開設など国内のサポート体制の強化や、新たな販売体制についても発表した。
今回、RealVideoのサポートを発表したのは、インプレスグループと渡辺プロダクショングループによる「W Vision」、株式会社ガイア・コーポレーションによる「ステーションガイア」、そしてニッポン放送の3コンテンツ・プロバイダー。現在W Visionは「VDOLive」、ステーションガイアは「Streamworks」を映像配信ソフトとして採用しているが、今後RealVideoを使った配信のために準備を進めていく。なお、両社ともRealVideoだけを使ったコンテンツ配信ではなく、VDOLiveやStreamworksなど他のソフトと併用し、ユーザーが好きな方を選べるようにするとのことだ。ニッポン放送については、3月24日にスペシャル番組「ゲルゲット・ショッキング・センター」をAMラジオ放送と同時にRealVideoを使って同社ホームページ上からも配信することが決定している。
また、プログレッシブ・ネットワークス社製品を販売する会社として、新たに株式会社CSKが加わることも発表された。4月から「RealAudio Player Plus」や「RealAudio Server」などの販売を開始する。特にクライアント製品については、CSK社のホームページよりオンラインで販売する。
('97/2/25)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]