【ニュース】


NTTがRZSSB方式による狭帯域移動無線機を開発
高速移動中でも高品質な通信を実現

■URL
http://www.nttinfo.ntt.co.jp/dlij/NR_J/9702/970225a.html

 日本電信電話株式会社(NTT)は、NTTエレクトロニクステクノロジー株式会社の協力をえて、高速移動中でも音声やデータなどを高品質で伝送できる「RZSSB(Real Zero Single Side-Band)方式による移動無線機」を開発したと発表した。

 RZSSB方式とは、送信部にAM変調の一種であるSSB方式を用い、受信部はFM方式をデジタル処理することで実現するというもの。従来のFM方式の無線機では25KHzの周波数帯域を必要としたが、RZSSB方式では5分の1にあたる5KHzの周波数帯域ですむため、ひっぱくする電波利用状況を緩和できるとしている。また、使用周波数帯域が少なくなることから、原理的に雑音が少なくなり高品質なマルチメディア通信に向いているという。静止状態では19.2kbpsでのデータ伝送が可能で、従来のFM方式と同様の25KHzの周波数帯域を取れば96kbpsでの通信が可能ということになる。

 その他の特徴は以下の通り。

 NTTでは、一般電話回線や携帯電話などが利用できない場所からインターネットやパソコン通信を利用する手段として、RZSSB方式の無線設備は適しているとしている。今後の予定としては、'97年3月に米連邦通信委員会(FCC)向けにワシントンでデモンストレーションを計画している。

◎問い合わせ先
NTT マルチメディアビジネス開発部
TEL 03-5200-4390

('97/2/26)

[Reported by nagase@impress.co.jp]


INTERNET Watchホームページ


ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp