【新製品】
■URL
http://www2.toshiba.co.jp/genio/
株式会社東芝は、32kbps高速データ通信可能なPHS電話内蔵の携帯情報端末「GENIO(ジェニオ)」を発表した。ペン操作による個人情報管理(PIM)機能やパソコンとのデータ連携機能、電子メールの読み書きができるほか、WWWブラウザーの搭載によりホームページの閲覧ができるのが特徴。外形寸法は、155mm(幅)×76.5mm(奥行)×20.3mm(高)、質量は約220g。価格はオープンで、4月25日に東京地区から先行販売する。実売価格は、5万~7万円台になると予想されている。なお、上記URLでは、GENIOとパソコン間でPIMデータを連携するソフト「ジェニオPIM V1.0(Windows 95対応)」を無料でダウンロードできる(4月25日以降)。
GENIOは、PHS標準高速データ通信規格「PIAFS」と、DDIポケット電話グループが4月から提供する高速通信サービス「αDATA32」に対応しており、これによって32kbpsの通信が可能になる。WWWブラウザーは東芝オリジナルのものを使用しており、HTML2.0相当の表示が可能だ。また、ホームページのデータなどは、本体内部メモリー(約1MB)のほか、「Smart Media」に記憶させることができる。Smart Mediaは、デジタルカメラに使われる外部記憶媒体として知られており2MBのデータを記憶できるものだ。電子メール機能については、MIME形式に対応し、ペンで書いた手書きメモや画像データも添付ファイルとしてやり取りできる。
◎問い合わせ先('97/2/27)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]