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株式会社電通は、「1996年のインターネット主要サイトの推定広告費」を発表した。これによると、96年1月~12月の掲載費と制作費を合わせた日本のインターネット広告費は約16億円。
今回の調査では、インターネット広告の定義を「独立したコンテンツを持つメディアで、広告スペースの取引に対する料金体系化が明確化されているもの」とし、サーチエンジンや電子メール新聞上の広告など約160サイトを対象にして調査を行なった。
調査は、「有料広告」の料金表を設けて広告募集をしている媒体を電通がリストアップし、調査期間中に実際に広告取引を行なっていたサイトに対して96年の広告掲載費、制作費を調査し、集計したもの。推定広告費約16億円のうち、なんと50%が10月~12月の3ヶ月間で計上されたものという。このことから、来年はかなりの伸びが見込まれ、おおよそ40億円になるのではないかとしている。
('97/3/28)
[Reported by junko@impress.co.jp]