【パソコン通信】


米パソコン通信大手3社が、有料サービスへの移行時に文書で確認することに同意

■URL
http://www.ftc.gov/opa/9705/online.htm

 米連邦取引委員会(FTC)は、5月1日、米国のパソコン通信大手3社のAMERICA ONLINE(AOL)、COMPUSERVE、PRODIGYが、試用期間が終わって有料サービスに移る前に、ユーザーからから有料契約に移る意志を文書で確認することに同意したと発表した。

 現在、各社ではダイレクトメールや雑誌の付録CD-ROMなどに入会申し込みのためのスターターパックを付けて大量に配布するという会員拡大の手段をとっている。これには無料試用サービスもついているが、この試用申し込み時にクレジットカード番号を登録する必要があり、試用期間が過ぎたあと、サービス中止を申し出ないと自動的に有料契約となってしまうことなどが問題となっている。

 FTCではこれらが不公正な商行為に当たる疑いがあるとして調査していたが、3社がユーザーに文書で確認をとることに同意したため、和解を決めた。

('97/5/6)

[Reported by masaka@impress.co.jp]


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