【特集】
今はGIシーズン真っ最中です。現役時代にどうしても優勝できなかった名馬たちの子供がデビューし、親の悲願を果たそうと争っています。一方で、現役最強馬を決定するために、数々の栄冠に輝いた馬たちがしのぎを削っています。また、ドバイ遠征中にホクトベガが事故にあってしまいました。4歳馬の頂点を極めるダービーが行なわれる前に、競走という観点から見た競馬の集中企画をお送りします。
1993年のエリザベス女王杯で、桜花賞、オークスを連破し、大本命だった「ベガ」を破り、栄光に輝きました。そのときの実況のアナウンサーの「ベガはベガでもホクトベガ!」という台詞は有名になっています。その後、牡馬との能力差から活躍できず、引退もささやかれていたころ、地方競馬との交流競走が行なわれるようになり、活路を見い出したホクトベガは、交流競走で10戦10勝という、とてつもない戦績を残しました。「砂の女王」という異名で称えられたホクトベガは、引退レースとして、ドバイワールドカップに挑戦し、競走中の事故で星になってしまいました。総獲得賞金では、日本の牝馬の中で歴代1位です。
■ホクトベガ
http://www.taka.is.uec.ac.jp/students/brian/uma/memorialhorse/hokuto.html
昨年8月までの、ホクトベガの戦績がでています。ここをみると、ダートコースではいかに強かったがよく分かります。
■名馬の碑 ホクトベガ
http://www.inv.co.jp/~yokochi/meiba/hokutovega.htm
ホクトベガがどのような活躍をしたかということを、主観を交えて説明しています。かなり思い入れが強いようですが、評価は妥当でしょう。
■追悼 ホクトベガ
http://www.rara.co.jp/fd/bega.html
大活躍しているときの写真を掲げ、全成績を掲載しています。この成績を見ると、大活躍をしていたのは昨年からで、しかもコースが限定されていたのがよく分かります。
スポーツ新聞に限らず、競馬の話題はどうも専門用語が飛び交い、専門知識が必要そうに見えます。初心者の方に、競馬のルールから用語までを解説したページを紹介します。
■お馬さん小百科
http://infofarm.affrc.go.jp/~takachan/keiba/equus/index.html
馬の身体や毛色、品種、日本に入ってきた競走馬の話など、競走馬そのものの話題を掲載しています。ここで、「芦毛の怪物」がどういう毛色の馬かがわかるでしょう。
■未成年ながらも馬好きの為のページ
http://moon.denshi.numazu-ct.ac.jp/~funada/special-lecture/uchida/uchida.htm
競馬のランク、レースの駆け引きなどを解説しています。これだけ知っていれば、まず困ることはないでしょう。
■競馬の広場~入門編~
http://www.annie.co.jp/~ogawa/horsep7.htm
日本の競馬の仕組み、レースの名前の由来などが書かれています。競馬場の話題は残念ながら工事中です。
■Children競馬予想
http://www.dtinet.or.jp/~children/index.htm
競馬で使われる用語や、レースのルールなど、初心者向けの基礎知識が書かれています。
日本で有名なレースといえば、天皇賞、ダービー、有馬記念などがありますが、ダービーはもともとイギリス発祥のレースです。また、日本でもレベルの高い競走馬は海外遠征に名乗りを上げます。ここでは、海外の主なレースを取り上げることにします。
■Dubai World Cup
http://www.dubaiworldcup.com/
世界最高の賞金を争うレース。当然世界中の名馬が集まる訳ですが、宗教上の戒律から主催者は馬券を発売しません。今年はレース中に、日本の代表馬ホクトベガの悲劇が起きました。
■Le Paris Turf
http://www.paristurf.tm.fr/
ヨーロッパ最大のレースである凱旋門賞が行なわれる、フランスの競馬情報があります。フランス語の記述しかないのが残念。
■Epsom and Ewell
http://www.epsom.townpage.co.uk/index.html
イギリスのダービーが行なわれる街のページ。ダービー当日は観客は正装をして観戦するそうです。
■ASCOT RACECOURSE ... Gallery
http://www.itl.net/features/mirror/sportinglife/ascot/gallery/gallery.html
凱旋門賞が行なわれるアスコット競馬場の案内があります。
■Breeder's Cup
http://www.breederscup.com/
秋に行なわれるアメリカ最大のレース。1日に7つもの大レースが行なわれ、世界中から名馬が集まります。ここのコースは、芝ではなく、ダート(土)のコースです。
■ChurchillDowns - VirtualChurchill
http://www.kentuckyderby.com/
ケンタッキーダービーが行なわれる、チャーチルタウン。今までのレースのデータや、今年のスケジュール、出場した馬の情報があります。世界中の馬が出走でき、日本からは、2年前にスキーキャプテンが挑戦しました。
■Mr Horse - Horse-racing: Grand National
http://www.mrhorse.it/ippica/natioeng.htm
イギリスで非常に人気のあるレース。7,200mのコースに数々の障害物が設けられ、完走するのも難しいそうです。
■世界の競馬
http://tnk1.cs.csse.yamaguchi-u.ac.jp/YU_PRESS_horse_racing/fore.html
世界の主なレースの結果を載せています。1995年はラムタラが2戦目で英ダービーを制し、4戦目に凱旋門賞で優勝しました。ヨーロッパの3大レースを制し、4戦4勝で引退したことが大ニュースでした。
■Mr Horse
http://www.mrhorse.it/
イタリアにある競馬サイト。英語、フランス語、イタリア語による記述があります。世界中の競馬のニュースを集めて掲載しています。
毎年、日本だけで数千頭の競走馬がデビューしまするが、そのなかで栄光に輝く馬はほんのわずかです。ここでは、まさに「無事之名馬」で引退した名馬や、不運に見舞われて栄光に輝けなかった名馬たち、およびそれらの情報を集めたページを取り上げます。
■JRA-VAN データベース
https://keiba.signallight.co.jp/swelcome.html
日本中央競馬会のデータベースを検索できます。1986年から現在までの成績、開催前日の競馬情報を見ることが出来ます。無料体験を申し込むと、1週間の試用が出来ます。
■Uma Search Page
http://www.u-aizu.ac.jp/~s1021078/search/
1992年以降の重賞(主なレース)の結果を、レース名、馬名で検索することができます。
■Dondetch競馬コーナー(名馬供用地一覧)
http://www2f.meshnet.or.jp/~dondetch/horse/hr-2.html
過去に活躍し、引退した競走馬たちが現在飼育されている場所の一覧表です。牧場によっては、一般の人に公開していますが、見学の際は注意事項を必ず守りましょう。
■中央競馬
http://www.kanazawa-net.or.jp/~keiba/h3.html
日本の中央競馬で活躍した競走馬たちを、牝馬も含めて紹介しています。残念ながら、ホクトベガはでていません。
■薄幸の名馬たち
http://www.htokai.ac.jp/ES/personal/izumi/keba/horses.html
故障に泣いた、あるいは相手が強すぎて主役になれなかった名馬たちを紹介しています。
いくら名馬でも、活躍できるかどうかは、それを操る騎手の腕にかかっています。「魔術士」とよばれる騎手になると、能力的に絶対に勝てないと思われる馬でも勝たせてしまうことがあります。ただ、騎手には、落馬事故という恐怖があるので、命懸けです。
■福永祐一メーリングリスト
http://www.din.or.jp/~jiro/fukunaga.htm
「天才」と称されながら落馬事故により騎手生命を絶たれた福永洋一騎手の息子で、昨年デビューし大活躍の騎手のメーリングリストです。
■牧原由貴子サポートページ
http://a-pop.com/
中央競馬で初の女性騎手として昨年デビューし、同期の女性騎手のなかで最高の勝ち星を挙げました。これから騎乗する予定のレースや、過去の戦績、チャットルームなどがあります。
■ばんえい競馬を知っていますか?
http://www.snowspr.isp.ntt.jp/wnn-c/ja/kyouiku/sport/107-333.html
最高1トンのそりをひいて競争する、北海道だけに特有の競馬。北海道の4ヵ所の競馬場で行なわれ、迫力のある写真を載せています。
■日本の競馬場一覧
http://infofarm.affrc.go.jp/~takachan/keiba/track/index.html
中央競馬、地方競馬の競馬場の一覧表です。場所をクリックすると、所在地、コース、解説を見ることができます。
('97/5/7)
[Reported by tatekawa@planet.club.or.jp]