【医療】

インターネット上での医薬品販売について対応策を検討することをWHO総会が決議

　現在開かれている世界保険機関（WHO）総会において、5月12日、インターネット上での国境を越えた医薬品販売についてWHO事務局長に対応策を検討するよう求める決議を採択した。

　インターネットを通じた医薬品販売では、各国の医薬品規制を無視して行なわれ、医師の処方が必要な薬が処方を必要としない国から売られたり、有効期限を過ぎた薬が先進国から途上国に売られたりすることが問題となっているという。

　決議は日本や米国、欧州などの33か国が提案。WHOが特別作業部会にて対応策を検討し、それを'98年1月のWHO執行理事会に報告するよう求めている。

('97/5/12)

[Reported by masaka@impress.co.jp]

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