【イベント】
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事務機器・通信機機の総合的展示会「ビジネスシヨウ'97 TOKYO」が東京ビッグサイトで開幕した。会期は5月13~16日(一般公開は15,16日のみ)。今年のテーマは「グローバルネットワークが創るビジネス新時代」で、一般事務機器のほか、特に携帯情報端末などのモバイルコンピューティング関連製品の出展が目立った。
インターネット関連で注目を集めていたのは、株式会社東芝が出展した家庭用パソコン「Vision Connect」であった。家庭のテレビを使って、インターネットへの接続のほか、ゲーム、DVDの再生ができるというもの。一見ゲーム機のような外見だが、Pentium133MHz、メモリー32MB、1.4GB HDD、DVD-ROM、33.6kbbpsモデムなどが搭載されているほか、「Windows95」、「Internet Explorer 3.02」などがプリインストールされており、家庭用パソコンとしては十分な機能を持つものだ。価格は248,000円で6月10日に発売開始する。
また会場では、「ビジネスサポート」「ベンチャービジネス」などのテーマ別に企画展示コーナーが設けられた。この中の1つ「インターネット・イントラネット時代の企業戦略」をテーマにした展示コーナーでは、日本電算機株式会社のインターネット接続専用パソコン「iBOX」が展示されていた。デモではアコム株式会社によるインターネット専用のオンライン決済サービス「アコシス」の利用例がiBOXを使って実演された。
そのほかインターネット関連では、プロバイダー「RIMNET」によるインターネット電話のデモが人気を集めていた。ビジネスシヨウ会場全体ではミノルタのデジタルカメラ「Dimage」や東芝のPHSつき携帯情報端末「GENIO」などが多くの来場者の関心を集めていた。またビジネスマン対象の展示会ということもあり、企業で大きな課題となっている西暦2000年問題について設けられた特別コーナーにも人だかりができていた。なお、ビジネスシヨウ'97 TOKYOについては、「PC Watch」でも開催期間中レポートするのでお読みいただきたい。
PC Watch「ビジネスシヨウ '97TOKYO」レポート
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('97/5/13)
[Reported by okiyama@impress.co.jp]