【ニュース】
■URL
http://www.ecom.or.jp/about_wg/wg03/press/970513.htm
ECOMは13日、電子商取引において、消費者が自分の望む商品やサービスを探す際に手助けとなる「複合コンテンツ対応技術(エージェント機能)」についての調査結果を報告した。
調査は、ショッピングモールなど多種の商品・サービスを扱う(複合コンテンツ)サイト、各個人嗜好に合った情報を提供するなど個人別対応機能を持つ(エージェント機能)サイト、サーチエンジンサイトの国内外35サイトを選び、コンテンツの構成やユーザーインターフェイスなどの項目ごとに評価を行ない技術動向を調査したもの。またWeb上でアンケートを行ない利用者のニーズもまとめた。
技術動向としてはショッピングモールなど一つのサイトで多品種を扱うサイトと、情報検索サービスなどパーソナライズ化させるサイトとはそれぞれ別に存在するが、両者の特徴を合わせたサイトは非常に少ないことが報告されている。そして、今後は検索技術や、情報管理、学習インターフェースなどの技術が課題になるとしている。また利用者ニーズとしては欲しい物がどこにあるか分からない、商品を探す手間を省きたいなどの意見がでた。
ECOMでは、この調査を踏まえて、現在電子商取引をしようとしている様々なレベルのユーザーに対し、Webサイト側がどういった機能を持つべきかについてモデル化を目指すとしている。
◎問い合せ先
ECOM 複合コンテンツ対応技術(エージェント機能)検討WG
TEL 03-5531-0063
('97/5/14)
[Reported by kikuchi@impress.co.jp]