【アンケート】


「バナー広告があったほうが良い」は75%!

第一企画が「WWWバナー広告調査」結果を発表

■URL
http://www.dik.co.jp/knots/report/index.html

 広告会社の第一企画株式会社は、インターネットユーザーから見たバナー広告のアンケート結果を発表した。調査は96年11月15日~97年1月15日までWWW上で行なったもので、有効回答数は2,011人。答えた人は20代~30代が中心で、男性が79.4%、女性が20.6%となっている。
 それによると、バナー広告の認知度は87%。この数値はWWW上で行なったアンケートということを考えると頷ける気もするが、興味深いのは「バナー広告をクリックしたことがある」と答えた人が98%というところだ。クリックする頻度を見てみると、「毎回何度もする」は7.7%、「毎回一回くらい」は11.0%、「時々」は45.9%となっており、広告に抵抗を感じている人は少ないようだ。
 これを裏付けるように、バナー広告を見たときの印象については、「得になることがありそう」、「役に立ちそう」など好意的な反応のほうが多い。バナー広告があると多少速度が遅くなることを考えると、少々意外な結果という気がする。しかし、「広告があったほうが良いか」という問いに対して「あったほうがよい」が44.8%、「どちらかといえばあったほうがよい」は30.1%と、約75%の人が好意的な意見のようだ。なお、否定的な意見としては「広告が目障り」、「クリックすると時間(お金)の無駄」などがあげられている。
 注目する広告のコピーについて、「今すぐクリック」が10.6%、「只今○○中」が23.1%といった結果なのに対し、「無料で○○が…」は59.0%、「抽選で○○が…」が59.5%とかなり高い注目度で、何か貰える、当たるといった内容に人気があるようだ。

('97/5/22)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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