【新サービス】

MCJ、日本テキサス・インスツルメンツと共同で7月から

NTT中央パーソナルがPHSを使った音楽配信の実験開始

■URL
http://www.ntt-itn.co.jp/personal/monitor.htm

　NTT中央パーソナル通信網株式会社は、PHSを使って音楽を聴いたり、生活情報を受け取ることができるサービス「高品質音楽＆情報サービス」の実用化実験を開始する。期間は7月から9月末までで、同社ではホームページ上で実験に参加するモニターを700名募集する。なお、実験は音楽配信サービスの株式会社ミュージック・シー・オー・ジェーピー（MCJ）と半導体の日本テキサス・インスツルメンツ株式会社と共同で実施する。

　サービスは、32kbpsのPHSデータ通信サービス「PIAFS」を使って提供され、利用者はPIAFS対応PHS「32Kパルディオ」とヘッドホン付きの専用アダプターを使う必要がある。32Kパルディオでサービスセンターに電話するとアダプターのディスプレイにメニューが表示され、そこから好きなものを選択して音楽や文字情報を受けられるというしくみ。メニューには、国内外の音楽をオンデマンドで楽しめる「MUSICチャンネル」や、渋谷や原宿のグルメ情報などを提供する「STREETチャンネル」、占いができる「INTELLIGENTチャンネル」などが用意される。これらの情報はMCJのサーバーから提供され、音声品質はAMステレオ放送程度になるとのこと。

　なお、モニターについては、東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県に在住で32Kパルディオ利用者を対象に6月28日まで募集する。モニター期間は7月7日から9月までで、期間中は専用アダプターが貸与される。

◎問い合わせ先

('97/5/27)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]

【INTERNET Watchホームページ】