【ソフトウェア/電子メール】


Eudora英語版で日本語が使えるようになるプラグイン「Japanese Plug-in」

■URL
http://www.vcnet.com/hide/download/

 電子メールソフトEudoraの英語版で、日本語の読み書きが可能になるシェアウェアのプラグインソフト「Japanese Plug-in 1.0b2」が公開された。 対象となるのはMachintosh用の「Eudora Pro」および「Eudora Light」のバージョン3.0以降。

 電子メールでは日本語の取り扱いかたが複雑なため、基本的に国産の電子メールソフトか日本語版としてリリースされたソフトでなければ日本語を扱うことはできない。せっかく最新の電子メールソフトが登場しても、それが日本語化されるまで首を長くして待たなければならず、やっと日本語版がでても処理の仕方がおかしくて文字化けだらけということも少なくなかった。

 Japanese Plug-inはプラグインフォルダにインストールするだけで最新の英語版Eudoraで日本語を利用できるようになる。同様のものとして既に「Kanji Conversion」というプラグインもあったが、Japanese Plug-inはメール本文を文字コード変換して日本語表示したり送信したりするだけでなく、Subjectなどのヘッダ部分にもMIME形式で日本語が利用できるのが特徴。擬似的ながら日本語Subjectを読むこともできる。最近はメーリングリストでもSubjectに日本語を利用するところが増えてきたのでこのあたりはうれしい機能といえる。

 また、Kanji Conversionでは日本語メールを作成する際はそのつど日本語モードに切り替えなければならなかったが、Japanese Plug-inではそのようなことを意識せずに日本語メールを作成することができる。ただし、Eudoraのプラグイン機能の制約のため、ヘッダ部分に限っては日本語部分を選択して手動でエンコードするといった作業が必要となる。

 Japanese Plug-inのシェアウェア料金は$8(個人利用)で、30日間の試用が可能。上記の作者ホームページからダウンロードできる。

('97/6/27)

[Reported by dome@impress.co.jp / tatekawa@planet.club.or.jp]


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