【製品情報/ソフトウェア】

IBMがJava開発ツールのVisualAge for JavaとVisualAge WebRunnerをリリース

■URL
http://www2.ibmlink.ibm.com/cgi-bin/master?xh=XJLnN1OsCrEu2B0USenGnN??&request=pressreleases&parms=P%5f97070803&xhi=pressreleases%5e
http://www.software.ibm.com/ad/

　米IBMは7月8日、Java開発ツール「VisualAge for Java」と「VisualAge WebRunnder」をリリースした。

　VisualAge for Javaは同社の開発ツールのVisualAgeシリーズの製品で、Javaアプリケーションやアプレット、Beansを開発できる。OS/2 Warp、Windows 95/NTで動作。通常バージョンの「PROFESSIONAL」（7月25日出荷、$99）と、データベース接続などをサポートした「ENTERPRISE」（8月8日出荷）の2種類がある。また現在、機能を縮小した「Entry Version」が無償でダウンロードできる。

　一方のVisualAge WebRunnerは、Taligent社の開発による、JavaBeansやサーブレットの開発ツール。価格は$149。JavaBeansを簡単に生成するための「Bean Wizard」、JavaBeansの動作を確認する「Bean Tester」、ActiveXコントロールを解析してJavaBeansの雛形を生成する「Migration Assistant」、クラスライブラリ集「Bean Works」などからなる。

　IBMとTaligentは同時に、VisualAge WebRunnerの次期バージョン「Bean Extender」についてもアナウンスした。Bean Extenderでは「bean dipping」と呼ばれる、既存のJavaBeansにセキュリティやライセンス管理などの機能を付け加える技術を採用する予定。

　なお、日本IBMに日本語版の予定を尋ねたところ、VisualAge for Java日本語版は年内のリリースを予定、WebRunner日本語版の予定は未定とのことだった。

('97/7/9)

[Reported by masaka@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]

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