【新製品】



「cc:Mail」のインターネット接続機能を強化したパッケージ製品

ロータスが「cc:Mail インターネットパック R8.1」発表

cc:Mail  ロータス株式会社は、電子メールソフト「cc:Mail」を中心にインターネット接続機能などを強化したパッケージ製品「cc:Mail インターネットパック R8.1」の概要を明らかにした。発売時期、価格等については8月7日に発表される予定だ。

 「cc:Mail インターネットパック R8.1」は、サーバー製品群とクライアント製品群から構成されたパッケージソフトで、WWWブラウザーやPOP3対応のメールクライアントからcc:Mailのメールボックスにアクセスできるというもの。また、cc:Mail同士のやりとりに加え、cc:Mailとインターネットメールとのやりとりも可能にする。従来から発売されていた「cc:Mail インターネットパック R8.0」に比べ、クライアントソフトの32bit化や管理プログラムのWindows対応などの点が強化されたほか、「cc:Mail Link to SMTP」など単体で扱われていた製品も同梱される。

 「cc:Mail インターネットパック R8.1」に含まれる主なソフトは次の通り。

[サーバー製品群]
・cc:Mail ポストオフィス(DB8)
・cc:Mail Router R6 Windows NT対応版
・cc:Mail Link to SMTP R8 Windows対応版
・cc:Mail World Wide Web R6 Windows NT対応版
・cc:Mail POP3 サーバー Windows NT対応版

[クライアント製品群]
・cc:Mail R8 Windows対応版
・ロータスメール R4.5 Windows対応版

 同社では、「cc:Mail」の新製品開発にあたっては、既存の「cc:Mail」ユーザーが持つ製品知識をそのまま活かすことができることを目的としているとしている。また、「Microsoft社は、クライアント製品を次々と発表するが既存の製品のアップグレードを行なわない、しかしロータスではcc:Mailの開発はやめません」と語り、ユーザーに対する同社の姿勢をアピールした。

('97/7/29)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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