【新サービス】


東京デジタルホンが携帯電話単体で電子メールのやりとりができるサービスを発表

■URL
http://www.tdp.co.jp/
http://www.sky.tdp.ne.jp/submitsms/(専用ページ10月1日開設)

 株式会社東京デジタルホンは、携帯電話を利用した新通信サービス「Sky Walker」を11月1日から開始する。

 サービスは、液晶タッチパネルを採用したSky Walker対応の専用携帯電話を利用して、携帯電話単体で簡単なメッセージのやりとりをしたり電子メールの送受信ができるというもの。専用携帯電話にはあらかじめ電話番号とともに「030xxxyyyy@email.sky.tdp.ne.jp」のような電子メールアドレスも割り当てられており、プロバイダーと契約しなくてもインターネットを使った電子メールを利用できる。

 メッセージのやりとりには、同社が設置する「サービスセンター」を利用する。サービスセンターは、送られたメッセージの蓄積や配信を行なうところで、一度の操作で最大10名までの相手にメッセージを送れる「コーディネータ」や送信者が決めた順番に従って複数の相手にメッセージを回覧できる「リレーメール」などの機能を使うことができる。また、相手が配信時に電波の届かないエリアにいる場合でも、電波が通じる状態になればメッセージが受け取れるようになっている。

 サービスの利用料金は、加入料金、月額基本料は無料で、1メッセージ(128バイトまで)につき5円。インターネットを利用した電子メールサービスは別途月額使用料1,000円がかかる。そのほか、一般の電話機としては、携帯電話にかけた場合の通話料金を適用する。

 なお、Sky Walker対応の携帯電話については、パイオニア株式会社の「DP-211SW」が11月1日に発売される。価格は、本体が52,000円で電池パック充電器などを含む標準セットの価格が64,000円。最大128文字の一覧表示と漢字・絵文字の入力が可能だ。

 今後、パイオニアのほか、株式会社ケンウッド、株式会社東芝などが対応携帯電話の製作を予定しているとのこと。

 

('97/9/25)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]


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ウォッチ編集部INTERNET Watch担当internet-watch-info@impress.co.jp