米司法省がMicrosoft社を反トラスト法違反で提訴していた件(本誌10月22日号参照)で、Compaq Computer社がMicrosoftより脅迫を受けていたと証言した。
これは22日公開された政府文書で明らかになったことで、Compaqは、Netscape Communications社のWWWブラウザーを採用した場合、MicrosoftがWindows 95のライセンス契約を打ち切ると脅迫したため、Internet Explorerを使わざるを得なかったという。
これについてMicrosoftは、「Internet ExplorerはWindows 95の一部」とし、「Internet Explorerを削除したいとのCompaqの申し出に対し、Windowsを改変するならライセンスは供与できないとの手紙を送らざるを得なかった。Compaqは納得した」と反論している。
('97/10/23)
[Reported by yuno@impress.co.jp]