新ドメイン名を実際に使用できるのは'98年2月からの予定

PSI-Japanが新しいトップドメイン「gTLD」の申請をホームページ上で受け付け

■URL
http://www.web-domains.net/
http://www.gtld-mou.org/docs/reg-results.html (登録業者リスト)

　株式会社国際調達情報(PSI-Japan)は、新しく割り振られる国際的なトップレベルドメイン名「gTLD(Generic Top Level Domain)」の申請予約受け付けを同社のホームページ上で先頃開始したと発表した。申請は、日本語・英語の2カ国語で受け付けている。同社では、すでに申請受け付け業務を'97年8月から開始していたが、電話とFAXのみの受け付けだった。なお、実際に新しいドメインネームが使用できるようになるのは'98年2月になる予定とのこと。

　gTLDは、国際臨時特別委員会(IAHC)が'97年2月に提唱した新しいトップレベルドメインのルールで、「.store」(小売り)、「.nom」(個人)など7種類のドメイン名がある。登録業者は世界で86社('97年11月11日現在)あり、日本国内では今のところPSI-Japanのみ。実際に登録業務を行なうPSI-JapanのWeb-Domain事業部は、申請があったドメイン名について、まずPSI-Japanのデータベースに入力し、登録組織協議会(CORE)のデータベースが整いしだい、申請のあったドメインネームを登録していく。

　同社では、今まで申請受け付けについて積極的に公表していなかったこともあってリストに余裕があり、今なら早い順番で登録申請手続きができるとアピールしている。また、将来的にはアジア、ヨーロッパの各国の言語による申請登録サービスも行なっていきたいとのことだ。

　新たに割り振られるドメイン名と対象は次の通り。

('97/11/12)

[Reported by okiyama@impress.co.jp]