文部省と郵政省は14日、教育現場でインターネットを利用する際の問題点などを検討するための研究会「教育分野におけるインターネットの活用促進に関する懇親会」を12月より設置する。
この研究会では、インターネット上のわいせつ画像などへの対策として、現在市販されているフィルタリングソフトについて実際の効果や使い勝手などを検討する。また、インターネット利用にかかる通信料や接続料を一般ユーザーより割安にしたり、教材用ソフトの制作を助成する財政支援についても検討する。来年春までに結果をまとめ、関係業界などに働きかけていく。
文部省では先に、2003年までにすべての学校をインターネットに接続する方針を表明しているが(本誌'97年11月5号参照)、今回の研究会設置は具体的な取り組みの一つ。
('97/11/17)
[Reported by kikuchi@impress.co.jp/金丸雄一]