■URL
http://www.iaa.wide.ad.jp/
WIDEプロジェクトは'98年1月17日に、「第3回インターネット災害訓練」を実施する。
これは、大地震などの災害時に生存者データベースにアクセスする訓練をするとともに、サーバー側の問題点を検証する試みで、毎年1月17日に行なわれている。インターネットユーザー自らが被災者になったことを想定し、電子メールやWWWを使って、被災者の生存情報に関するデータベースに情報を登録したり、検索したりする。第2回インターネット災害訓練には、2,000人の登録者、10,000人以上の情報検索者の参加があったという。
今回の訓練では、コンピュータを扱えない人向けに、電話やファックスなどでも参加できるようにする。電話は、プッシュホンのボタンを押していく、テレホンサービスのような形式で情報登録や検索をできるようにする。ファックスでは、必要事項を記入して、それを指定された場所にファックスすることで登録したり、電話で検索して結果をファックスで受け取るなどのサービスを提供する予定とのことだ。
詳細は、'98年1月6日にWWWに掲載予定。
('97/11/17)
[Reported by junko@impress.co.jp]