国際電信電話(KDD)株式会社と長距離通信の日本高速通信(テレウェイ)株式会社は11月25日、来年10月1日をめどに合併すると発表した。
存続会社はKDDで、合併比率は今後調整していく。合併後の売上高は約4,300億円となり、NTTや先にITJと合併した日本テレコムに対抗する第3勢力が誕生することになる。
KDDは、今夏のKDD法の改正により、国内通信への参入を図る上で自前の回線を敷くより、光ファイバー網を持つテレウェイと合併したほうが有利と判断。また、テレウェイも長距離新電電3社の中で売上高が最下位と業績が振るわず合併相手を探していた。
('97/11/25)
[Reported by kikuchi@impress.co.jp]