アコム株式会社は、小口決済サービス「アコシス」を、マイクロソフト社のInternet Exprlorer4.0に標準で搭載されているMicrosoft Walletに対応する。これは、入会時に貰えるアコシスIDナンバーを、そのままMicrosoft Walletに登録して使用できるように変更するもので、12月初旬から運用を開始する。
Microsoft WalletにはすでにCyberCash社の「CyberCoin」が対応すると表明しているが、これに先駆けてアコシスが国内初の対応となる見込み。アコシスでは、実際の決済処理を、加盟店ごとのWWWサーバーではなく、アコシスのサーバで決済処理を行なっているため、いち早くMicrosoft Walletに対応できたとしている。
またアコシスは、マイクロソフト社のWWWサイト構築・管理ソフト「Microsoft Site Server」に対応した加盟店用インストールキットも年内をめどに開発中であること明らかにした。現在アコシス加盟店になるためには、用意されたCGIを組み込む必要があるが、このインストールキットにより、Site Serverの導入されたサーバーであれば比較的簡単にアコシスを導入できるようになる。
アコシスでは、この加盟店インストールキットに加え、SiteServer向けの説明やテンプレートを用意し、いち早くSite Serverに対応してアコシスの普及を促進したいとしている。
('97/11/28)
[Reported by chibiayu@sag.bekkoame.or.jp]