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■URL
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease552.html
Netscape Communications社は、新たな認証技術「Form Signing」を支持すると発表した。来年中に具体的なソリューションを用意し、実験に入る。
Form Signingは、SSLの認証機構を簡略化したもので、基本的な認証チェックの仕組みは同じだ。主に「データの発信者が本人であるかどうか」をチェックするために用いる。この発想自体は、北米の18の金融機関とVisa USA、IBMらの出資で設立されたIntegrion Financial Networkによるもの。
特徴的なのは、スポットで認証手続きを行なえるところ。フォームに入力したデータを送信する際にのみ認証チェック機能が働く。SSLの場合、WWWページの内容など、認証チェックがそれほど必要でない部分にまで機能の範囲が及んでしまう。
Netscapeでは、CommunicatorとSuiteSpot Serverにこの機能を組み込み、 NACHA(National Automated Clearing House Association)内での実用化実験に挑む。
('97/12/24)
[Reported by yuno@impress.co.jp]