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http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease556.html
Netscape Communications社は5日、1997年第4四半期の決算速報を発表した。
前年同期比9%~13%増の1億2,500万ドル~1億3,000万ドルの売上高に対し、8,500万ドル~8,900万ドルの純損失を計上。売上高が前期の数字(1億5,010万ドル)を下回ったのは、同社設立以来はじめてのこと。1997年通年では、売上高が5億3,400万ドル~5億3,900万ドル、純損失が1億1,300万ドル~1億1,700万ドル。
同社では、看板商品であるNetscape Communicator 4.0の不振をその理由としており、特にアジア地域での経済低迷が足を引っ張ったと分析。また、経営戦略を企業寄りに転換する上でActra社やKiva Software社などの買収にかかった費用も相当なもので、これらの費用を控除すれば通年で700万ドル~1,000万ドルの純利益があがっているとしている。
なお、最終的な決算報告は今月27日に発表される見込み。
('98/1/6)
[Reported by yuno@impress.co.jp / nao-f@st.rim.or.jp]