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http://www.nttinfo.ntt.co.jp/dlij/NR_J/9801/980108.html
NTTは1月8日、PHSで音声での通信とデータ通信とを同時にできる、マルチメディア通信カードを開発した。現在のところ実験段階で、製品化は未定。
これは、32kbpsデータ通信のできるPHSを使い、8kbpsを音声通信に、24kbpsをデータ通信に使うもの。たとえば、モバイル端末を使って取材するときに、音声で打ち合わせながら次々とデータを送り込むことができるようになる。
NTTでは、このカードを使ったモバイル端末を長野オリンピック冬季競技大会組織委員会(NAOC)に提供し、現場で試用してもらう。それによって使い勝手などを検証し、実用化に向けて評価するという。
('98/1/9)
[Reported by masaka@impress.co.jp]