【新製品情報】

AdobeがフォームやJavaScriptに対応したAcrobat3.0aJを発表

■URL
http://www.adobe.co.jp/

 アドビシステム株式会社は、フォーム機能とJavaScript機能との連携を強化した「Adobe Acrobat 3.0aJ」を'98年2月より販売開始する。これは、'97年5月に出荷されたAdobe Acrobat 3.0の機能強化版で、既存の登録ユーザーへのアップグレードは無償。

 このAdobe Acrobat 3.0aJでは、PDF形式の中で入出力フォームを作成する「Adobe Form3.5」機能が追加されているのが特徴。それに伴い、PDF文書上にテキスト入力やテキスト表示などのフィールドを配置できるAcrobat Exchange用のプラグイン「Acrobat Author」と、作成したフォーム機能を実行するAcrobat Readerのプラグイン「Forms Fill-in」が追加された。

 「Acrobat Author」を使うと、PDFファイルの中にボタンやテキスト入力などのフィールドを配置できる。これらのフィールドは、JavaScriptやWWWサーバーのCGIと連動してインタラクティブな操作をさせることができる。

 これを使うと、例えばWebサーバー上のCGIを経由してPRDB、RDBなどのデータベースと連動し、旅費精算の業務や受発注業務などにも利用できる。

 なお、機能強化されたAcrobat Readerは、1月末よりホームページ上でダウンロードできるようにする予定。

('97/1/27)

[Reported by junko@impress.co.jp]


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