株式会社エコスは、メール同時配信ソフト「エスプレッソメール」を発表した。
エスプレッソメールを使えば、CSVファイルやJDBC対応のデータベースから配信先のメールアドレスを取得したり、配信する時間を設定したりすることができる。さらに特徴的なのは、個別にメールの内容をパーソナライズできるところ。簡単なスクリプトを記述することで、男性向け、女性向けといった風に、自動的に文章や広告を差し替えてくれる。
スタンドアロン版とクライアント/サーバー版が、それぞれJavaアプリケーションの形で提供される予定で、対応するJDKのバージョンは1.1。機能や価格については下記の表を参照。また、スタンドアロン版のβ版のダウンロードサービスも3月20日から行なう。
スタンドアロン版 | クライアント/サーバー版 | |
---|---|---|
ライセンス | 1パッケージのみ | サーバー1/クライアント無制限 |
インポートデバイス | CSVのみ | CSV、JDBC対応データベース |
スクリプティング機能 | ||
パラメータ変数の使用 | ○ | ○ |
外部テキストインポート | ○ | ○ |
制御文(if、while等) | × | ○ |
環境変数の使用 | × | ○ |
バイナリファイル添付機能 | ○ | ○ |
エラーメールの再送機能 | × | ○ |
スケジューリング機能 | × | ○ |
メール同時送信数 | 10スレッド固定 | 無制限 |
発売時期 | 4月1日 | 6月1日 |
価格 | 29,800円 | 600,000円 |
('98/3/5)
[Reported by yuno@impress.co.jp]