香港東部地区裁判所は11日、幼児ポルノ写真などをインターネットで公開していた日本人の男性コンピュータ技術者(24)に、わいせつ物取締条例違反で禁固1年9月の実刑判決を下した。
香港警察によると、インターネットに絡むわいせつ事件の量刑としては香港史上最高。
香港警察は昨年10月、国際刑事警察機構の通報を基に、インターネットのさまざまなホームページに掲載されていた幼児ポルノやバラバラ死体などの写真計47枚の発信元とみられる九竜半島・旺角のインターネットサービス提供企業を捜索、自分のコンピュータに同種の写真多数を保存していたこの男性を逮捕した。
男性は1月26日の初公判では罪状を否認、保釈金計8万香港ドル(約130万円)で保釈されていた。
('98/3/12)
[Reported by yuno@impress.co.jp]