■URL
http://www.sbforums.co.jp/interop.htm

　ソフトバンクフォーラム株式会社は、6月1日～5日（展示会は3日から）まで幕張メッセで開催されるNetWorld+Interop 98 Tokyoの出展社説明会を開催した。世界6カ国で開催されているこのイベントは、日本では今年で5回目。出展社は330社前後、入場者は昨年と同様に9万人を見込んでいるという。

　このイベントの大きな特徴である「InteropNet」で知られているネットワークが、今年は「ShowNet」と名称変更された。今回初めて国内の製品機器と技術協力だけで広域・高速ネットワークが構築される。従来の「InteropNet」は、技術や機材などを米国ベンダーからの年間貸与という形式で構築されていた。今回は、日本での技術が欧米と比較しても高水準であり、協力なくして従来のようなネットワーク構築が可能と判断したとのこと。

　会場に張り巡らされるShowNetは、Gigabit Ethernet（1000Base-SX）、Fast Eathernet（100Base-TX）がバックボーンとして使われる。また、会場12カ所に設置される「Ped」（ネットワーク機器を収納したラック群）は、ネットワークスポンサー制を導入しており、スポンサー各社製品のパフォーマンスがより顕著に見られる。

　最新の技術デモンストレーションが見られる「SSD」のテーマも、ATM、Gigabit Ethernet、xDSL、NetworkManagementの4つに決定された。このほかにも、基調講演（初日の基調講演は未定）、チュートリアル、ワークショップ、展示会など、見所が多い展示会になりそうだ。現在WWWで事前登録を受けつけている。

('98/3/17)

[Reported by junko@impress.co.jp]