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http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease586.html
http://home.netscape.com/newsref/pr/newsrelease587.html
米Netscape Communications社は3月23日、Webアプリケーション構築ソフト「Application Server」の次期バージョンで、Sunの「Enterprise JavaBeans(EJB)1.0」仕様をサポートすることを発表した。また、既存の基幹業務システムからApplication Serverに移行するためのツールキット「Extension Builder 2.1」も同時に発表した。
Netscapeの発表によると、Application Serverでは従来よりEJBに含まれる要素をサポートしているという。そこでSunと共同でEJB仕様を策定し、Application ServerでEJBの機能を全面的にサポートすることとなった。
EJBは、企業アプリケーションを構築するためのJavaのAPIで、トランザクション処理などをサポートする。ソフトウェア開発会社は、EJBにより企業アプリケーションに必要な機能をそれぞれブロックとして完成させて使うことができる。
Application Serverは、Netscape社が買収したKiva Software社から得たソフトウェアで、企業の基幹業務システムをWeb上で構築するためのもの。EJBを採用することにより、他のEJB準拠のソフトウェアやサービスをシームレスに利用できるようになるという。
('98/3/24)
[Reported by masaka@impress.co.jp / Taiga Aoki]