米国ソニーと映画子会社のソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは3月29日、インターネットを通じてゲームなどを提供するオンラインゲーム会社「ソニー・オンライン・エンタテインメント」を設立することを明らかにした。
これまで米国ソニーの別々の子会社が手掛けてきたゲーム製作用のスタジオ機能と、オンライン事業の一部を統合。WWWを通じたゲームサービス「The Station」上でゲームを中心とした娯楽事業を展開する。
ソニーは、約1年前からWWWを通じて「JEOPARDY!」「Out Of Order」などのゲームを提供してきた。The Stationの会員が百万人に達し、軌道に乗ったことから、企業から広告費を取って広告を掲載したり、会員からゲーム料金を集めてゲームを提供する事業に本格的に乗り出すことになった。
調査会社のフォレスター・リサーチは、オンラインゲーム人口は2000年に1,500万人に達し、業界の年間売上高は8億6,600ドル(約1,130億円)に上ると予測している。
('98/3/30)
[Reported by masaka@impress.co.jp]